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会長挨拶

   福井県看護協会長 江守 直美
新年 あけましておめでとうございます。
皆様には、お健やかに新春をお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。
昨年、福井県看護協会として「第50回日本看護学会-精神看護―学術集会」をはじめ、数々の事業を円滑に進めることができましたのは、会員の皆様方の温かいご支援の御蔭と深く感謝申し上げます。地域包括ケアシステムの構築が加速する中、精神障がい者の地域生活への移行と、退院後支援の仕組みの整備も進み、地域はもとより医療機関で働く看護職も、精神疾患や認知症などを持つ患者の診療・看護の場面で、様々な困難事例に直面する機会が増加しています。
そこで、本学会は、急性期から在宅まで全領域の看護職に活かされる精神看護を届けることを目標に、「対話でつなぐこころに寄り添う看護~幸福度日本一の福井から~」をテーマとしました。プログラムは、精神障がい者の地域包括ケアや認知症看護、児童虐待と養育者支援、セルフケアを必要とする人の行動変容支援等を企画し、参加した皆様より「精神看護はどの領域の看護にも活かされることがわかった」という感想をいただきました。本学会に参加した看護職の皆様が、精神疾患や認知症などにより、増加する意思決定が困難な患者に寄り添い、対話することで、患者の意思を引き出し、より良い生活を送れるような支援に繋がるケアを行っていただけることを期待しています。
今年度は、高齢者だけではなく、障がい者や医療ケアの必要な小児や周産期の母子も含めた、全世代型地域包括ケアシステムの実現を支えるために、各地区の課題解決にむけて、全看護職が連携して取り組むことで、県民の皆様の健康寿命の延伸に貢献できるよう努力してまいります。更に、中小規模病院を対象とした、アウトリーチ型看護管理支援により、職場の労働環境改善の推進など、看護職の働き方改革はもちろんですが、保健師・助産師・看護師のキャリアデザイン形成への支援と看護の質向上のための人材育成や、在宅療養者を支える看護の拡大と機能強化を図るために、訪問看護ステーションへの更なる支援にも取り組みます。
また、今年は、ナイチンゲール生誕200年となる年で、今年度末まで、世界30ヵ国で世界保健機関(WHO)と国際看護師協会(ICN)が連携し、「Nursing Now!」キャンペーンが行われています。これは、看護職が持つ可能性を最大限に発揮し、看護職が健康課題への取り組みの中心に立ち、人々の健康向上に貢献するために行動するものです。日本でも公益社団法人日本看護協会と日本看護連盟が協力し、キャンペーンを展開しています。福井県看護協会もこのキャンペーンに賛同し「看護職が活躍できる社会の実現」を目指し行動します。
最後になりますが、今年の干支は「子」、子年は新しい運気のサイクルの始まりです。未来への大いなる可能性を開く一歩を踏み出す年にしましょう。協会は職員一同、会員の皆様と心の通う協会を目指し、皆様が抱えている課題が達成できるよう応援いたします。協会運営につきましても、委員会・役員・理事の方々のご支援をいただき取り組んでまいります。
会員の皆様、今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
 
                          令和2年1月 吉日
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